施術内容

ニキビ・ニキビ跡

ひとえに「ニキビ」といっても、思春期にできるニキビ、大人になってからできるニキビ、白ニキビや黒ニキビなど数種類あり、その原因と対処法も異なります。それぞれの特徴を知り、正しい効果的な治療をしましょう。

ニキビの基礎知識

思春期にできるニキビは、皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まる事が原因です。一方、大人ニキビは20代以降になってからできるニキビで、ホルモンバランスの乱れ・スキンケアによる肌への刺激・ストレス・不規則な食生活・睡眠不足など原因は様々ですが、それにより肌のターンオーバーが乱れることでニキビができます。ターンオーバーとは、肌の新陳代謝の事で、約28日周期で古い角質がはがれ落ち新しい肌に生まれ変わることです。

ニキビの種類と原因

白ニキビ
毛穴に皮脂や老廃物が詰まり、白く盛り上がります。炎症はおきていません。

黒ニキビ
白ニキビの過剰分泌した皮脂により、アクネ菌が増殖し、酸化することで黒くなります。

赤ニキビ
アクネ菌が大量に増殖し、炎症をおこしてしまった状態

黄ニキビ
化膿して痛みを伴います。黄色ブドウ球菌も増殖し膿をもっている状態です。

"ニキビ跡"と"シミ"の違い

この薄茶色の箇所は「ニキビ跡」なのか、「シミ」なのか、専門の医師でなければなかなか見分けることはできません。「ニキビ跡」は化膿したニキビが肌にダメージを与え、その修復過程でメラニンが生成され排出できずに残ってしまっている状態です。
それとは別に、「シミ」は紫外線によりメラニンが大量に生成され、常にメラニンをつくるように指令がでている状態です。そのためターンオーバーで新しい皮膚が作られてもメラニンは作られ続け、同じ場所にシミが表れるのです。このように一見同じように見えても原因は全く異なるのです。

できてしまったニキビ跡、でも諦めないで!

どんなに気をつけていても、ニキビ跡ができてしまうことはあります。白ニキビの段階であればきれいに治る場合がほとんどですが、ニキビが進行し肌に大きなダメージを与えてしまうと赤や茶色のあとが残ってしまいます。
一旦跡ができてしまえば、肌のターンオーバーやセルフケアではなかなか改善されません。そこで、美容医療の出番です。ケミカルピーリングで余分な角質を取り除き肌の新陳代謝を活性化させたり、光治療で皮膚内部にコラーゲンを生成させたりと、色んなアプローチであとのないきれいな肌を取り戻すことができます。まずは自分のニキビ跡にはどんな施術が有効なのか医師とじっくり話し合いましょう。

アクネ菌の解析もできる肌画像診断

VISIA(ビジア)は、世界中のクリニックで広く使用されている最新の肌診断機器です。精細なカメラと分析技術を活用し、肌のシミ、キメ、シワ、毛穴、炎症、そして肌年齢などを解析することができます。
このVISIAにより、現在のお肌の状態だけでなく、ポルフィリン(ニキビの原因となるアクネ菌の代謝物)の量を解析し、ニキビが発生しやすい肌質かどうかを判断可能です。そのため、予測に基づいた効果的なにきび治療法を提案することが可能です。
 

ニキビ跡の種類

赤み

特徴

ニキビの腫れは治まっているが、赤みが残った状態

原因

毛細血管の拡張・増加

色素沈着

特徴

薄茶色
黄ニキビ後

原因

肌に大きなダメージがあり、メラニンが肌に残る

クレーター

特徴

表皮が凸凹
黄ニキビ後
ニキビを故意に潰した場合

原因

肌に大きなダメージがあり、皮膚の真皮が破壊

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